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80年代ルーキー秘話(2)

Number 774号 ルーキー秘話。~プロ野球大型新人伝説~(2011年3月10日発売) 』より。

桑田真澄 & 清原和博

甲子園時代のほうが何倍も印象は強いが、プロ入り後も時代を確実に作っていった二人。

桑田は1年目から、「上半身を鍛えれば球速、下半身を鍛えればコントロールが向上する」と理論を展開。先輩たちはそんな桑田を「不思議で陰気」と感じ、”マジックインキ”とあだ名した。

西本しかり、我が道を進む人間は周りから疎まれるもの。
それが、プロ野球の世界にまであるのは寂しい話ではあるが。

 
清原に「プロとは何か」を教えたのは東尾。
銀座でツケで飲めるようになってこそ一人前だと、清原を夜の街に連れ出した。
東尾の清原への言葉。

好きになった女がいたら、グラウンドに連れて行け。汗と泥まみれの姿に何も感じないヤツならやめておけ

また、天真爛漫そうな清原ではあるが、不振に陥った時、室内練習場で涙を流しながら打ち込む清原の姿が目撃されている。

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阿波野秀幸 & 西崎幸広

渡辺久信と合わせて、トレンディ・エースと呼ばれた。彼らはスタミナをつけるために、野球選手定番の焼肉ではなくプロテインを好んで摂取。投げ込みよりも、メジャーで流行していたウェイト中心のトレーニングを重視する。そんな世代の”走り”だった。

それまでセ・リーグを中心にしか見ていなかった自分にとって、阿波野、西崎に西武の渡辺、工藤が球界を引っ張るパ・リーグが眩しく見えたものだった。