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山本昌が説く「先発投手が勝つためのレシピ」

テレビの野球解説を聞いていてもわかるが、山本昌の話は面白い

あんなに長くの現役生活を送ってきたのだから、いろいろ考えてやってきたに違いないが、そのやってきたことをきちんと言葉にできる、数少ない方だろう。

日経にもコラムの連載が開始され、それを読むのが楽しみになりつつある。
以下は、本日の日経朝刊の山本昌氏のコラム「先発勝ち投手の『レシピ』」より。
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山本昌が打たれないのは球界の迷信のため?!

本日の日経朝刊の権藤さんのコラムは、昨日最終登板を終えたばかりということもあって、山本昌の話題。

今回はいつものような権藤さんならではの洞察や意見は含まれておらず、やや物足りない。

 
ただしその中で、山本昌のストレートの球速が基本的に130km台という周知の事実に加えて、40歳を過ぎてから急速が増し、43歳のときに東京ドームで記録した143kmが人生最速ということが載っていた。これは知らなかった。

また併せて、山本昌が打たれないのは球界の迷信によるところが大きいという広沢克(広澤克実)の話が紹介されていた。
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山本昌と川村丈夫の共通点

12/11の日経本紙上での権藤さんのコラムより。

「腕の振り」の重要性については、プロ野球の中継でもしばしば耳にする。
解説者の多くは、変化球を投げる際にストレートと同じ振りで投げれるかどうかが重要だと説く。
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野村ノート(4) 打者のタイプ

野村ノート/野村克也著(小学館文庫) 』より。

すべての打者が共通してもっているテーマが3つある。

1.変化球への対応
2.内角への苦手意識の克服
3.特殊球への対応

1.については、緩急の組み合わせ及び、ゆっくりしたフォームからピュッとキレのいい球が来る投手や、山本昌のように一見豪速球投手のようなフォームなのに来る球は技工派という投手の場合、変化球がやっかいになる。

3.については、フォークの他にチェンジアップや、内角に食い込むシュート、そして150kmを超えるストレートも含めてもいい。

このテーマから生じる打者のタイプを4つに分類すると

A.直球に重点を置きながら変化球にも対応しようとする
B.内角か外角、打つコースを決める
C.右翼方向か左翼方向か、打つ方向を決める
D.球種にヤマを張る

A.で常に高い結果を残せるのは、イチローのほか、松井秀のような天才タイプのみ。
外国人選手は見逃し三振を恐れないので追い込まれるまではA.追い込まれるとD.というパターンが多い。

B.は強打者がとることが多い。また無死二塁や、無死一二塁などの進塁打が強いられる場面でもとられる。

C.はいわゆる騙し。引っ張ると見せかけて逆方向を狙う。元木が代表例、バッテリーは狙いを絞りづらい。阪神の桧山もケースによって使う。

いい打者であればあるほど、基本はAでも状況に応じてタイプを使い分ける。それをどう読み取り、ついていくかが捕手に求められる高等技術。
CとDは打席に入る前に決めていることが多いが、Bは無意識のことも多い。

キャッチャーとして一番嫌なタイプはDタイプ。
仮にヤマが外れて三振をとってもうれしいのはその一瞬だけで、すぐに不安にかられる。次の打席にも影響が残る。