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入団以来本塁打ゼロ記録を続ける千葉ロッテ 岡田幸文

THE PAGEの7/7の記事『ロッテ岡田、入団以来本塁打ゼロの珍記録 まもなく達成』より。

記事によると7月7日時点で、入団以来通算1745打席本塁打がなく、現記録である東京セネタースの横沢七郎氏の1770打席まで残り25打席と迫っていると。

本塁打が打てなくても生き残っている選手はいくらでもいるわけで、それ自体はさほど珍しいことではない。

本人もこう語る。

僕は打球が飛びませんから、フライを上げてしまってはノーチャンスなんです。強い打球、ゴロを転がして塁に出て、野球やピッチャーにプレッシャーをかける。塁に出るということが自分に求められているものだと思っています

さもありなん。

あわやホームランという当たりがなかったのかという問いに対しては、

去年、西武ドームでありました。相手投手は確か牧田でした。でも前に守っていた野手が少し下がっただけで、フェン直にもならなかったです。ホームランの感触というものが僕にはわからないわけですが、『これじゃないか』という手ごたえがあった打球だったんですけどね

ホームランの感触というものが僕にはわからない」と言い切るあたりに、むしろ清々しさを感じるコメントである。

当然ながら、ホームラン以外の事へのこだわりは強い。

使っているバットは2010-11年と今では違うらしい。

2010年、2011年は、960グラムの“つちのこバット”で、グリップをひと握り半も余して「ポイントを体に近づけ、詰まってもいいから、体を使って振り切る。外野の前に落ちればいい」というバッティングを心がけてきた。だが、現在はバットを900グラムの少しグリップの細いものに替え、芯で捉えた際、外野の間を抜けるほどの長打力を求めている

盗塁について。

牽制の癖は見ない方です。盗塁も感性と勇気。スタートは早くないので中間スピードとスライディングでカバーしていいます」と言う。「ここで滑る!」というタイミングをひと呼吸我慢してベースの近くで滑るのがミソ。怪我の危険性は高いがベース際のスピードが増すのだ。

そして、守備について。

一歩目とスタートを意識しています。ピッチャーの球種、球質、調子、バッターのタイミングの取り方と、その日の調子などを見ながら、打つ前には、もう動いているという感覚を持っています。データは見ません。感性です。それは練習の中から数多く打球を受けて磨きます。裏をかかれることもありますが、それでもグラブに収まってくれるような守備をしなければならないし、10回に一度の、その確率を減らしていかねばなりません。ゲーム展開によっては、『いける!』と確信したら勝負しにいきます

盗塁も守備も感性重視なのだ。

厳しい状況にある千葉ロッテだが、岡田選手がチームの雰囲気を変える働きをしてくれることを願ってやまない。

2013年度ベストナイン決定

11/21に今年度のベストナインが決定した。

楽天の田中が満票(有効投票総数228票)で受賞したことで話題になっている。

ポジションごとに選出される野手に比べてライバルが多く票が割れやすい投手部門ではなかなか満票にはならず、史上3人目の快挙となった。

その残りの2人というのが、1958年の稲尾(西鉄)と、1989年の阿波野(近鉄)。
稲尾はともかくとして、ここに阿波野が入っているが驚きでもあり、嬉しくもある。

ちなみに、野手も含めると、パの満票は2003年の城島、井口(ともにダイエー)以来10年ぶり。