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山本昌と川村丈夫の共通点

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12/11の日経本紙上での権藤さんのコラムより。

「腕の振り」の重要性については、プロ野球の中継でもしばしば耳にする。
解説者の多くは、変化球を投げる際にストレートと同じ振りで投げれるかどうかが重要だと説く。

プロの打者は投球を見て打っているわけではない。球を見ていては間に合わないから、相手の腕の振りを見てタイミングを計っている。
 
ところが投手によって腕の振りと実際の球の速度にずれがあり、そこに錯覚が生じる。山本昌や川村の場合、腕の振りのイメージより、球が早く来て打者が振り遅れる。

今回俎上に上がっているのは、変化球ではなくストレートの話。

山本昌はこの話題で、ほうぼうで取り上げられているので驚きはないが、元横浜の川村丈夫もそのタイプだとは知らなかった。

140キロに達しない直球が、ベンチからも150キロくらいに見えた

とのこと。

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さらに、権藤氏は評論家のいいかげんな解説がその錯覚効果を倍加させると説く。

「うまく内外角に散らしてますねえ。さすがベテラン」とみんな山本昌を褒める。だが実は制球はそこそこで、錯覚による速さを利用した速球派だ。印象だけで技巧派と決めつけるものだから、ますます打者もだまされる。

ふと、川村が今どうしているのか気になって調べたら、2008年に引退、2014年はDeNAの1軍投手コーチを務めていた。Wikipediaには

ゆったりとしたフォームから繰り出される切れの良い直球とフォークボール・チェンジアップが持ち味。球持ちが非常によく、140キロ前後の直球でも打者はタイミングを狂わされ、打つのに苦労させられることが多かった。

と、権藤さんの説明の通りだった。

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